日常★JOY
おうまさんを見に行きます の巻
わたしはスポーツ観戦をしません。
ライブにも観劇にも、映画ですらそんなに行きません。
それでもナマの魅力っていうのは何にも勝ることを知っています。
だから一度行ってみたかった。
…競馬場。
宮本輝「優駿」を読んでから、ずっと…!!
憧れておりました。
でもなかなか「行こう!」でいける所じゃないじゃない?オンナノコだしぃ。
今回は、職場でお世話になっているK川さんに誘われて、行ってきました。
予備知識…?
ほぼゼロ!!
はてさて。
***
馬を見に行くだけなら入場券200円。
と思っているのはわたしくらいでしょうね★
淀競馬場へ向かうひとびと(おもにおっさん)は競馬新聞での予測に余念なし。
ぱどっく。
レースを走るお馬さんの顔見世をする舞台です。
1レース終わったらすぐに、次のレースのお馬さんがやってきます。
左はがらーん、だけど、右は熱気むんむん。
みんな自分のユメを乗せる馬の状態を見ようと、集まってきます。
こんなにたくさんの人が…!!!!!!!!!!(すげー)
もちろんお馬さんだけではなく…
旗手の方々も実際に乗られます。
よくわからないけどオッズとかも大きな電光掲示板にでています。参考になんのか?
ではそろそろグラウンドへ…。
広い…。人がたくさんです!!!!
みんなカネがかかっているからなのか…熱心ですねえ。
(それを無許可でばっしゃばっしゃ撮る私)
レースがスタートすると大画面の電光掲示板でも実況中継。
あっ。
くうっ。か、カメラではこれが限界か。
スタートしても会場はわりに静か。
盛り上がるのは最後のコーナーに差し掛かってから。
けれど、けれどもそこからはお馬さんが
はやい はやい、はやい!!!!!!!!
も、もうきた、きたッ。
芝を駆ける音はみかんの大樹から全部の実が落ちたようなすごい音。
勝負は、一瞬。
4レースくらいパドック⇔グラウンドを往復。
ダートを走る姿は遠くて、ちょっとうまく映せませんでした。残念。
でもすごい迫力。
いい年のおっさんが大声で騎手の名や馬の名を叫ぶ。
馬券売り場も煙草とすこしアルコールのにおう、雑然とした独特の雰囲気でした。
もうちょっと勉強していったらもっともっとおもしろいだろうなあ。
今回はとりあえずお馬さんの走りを見にきたまでとはいえ。
カメラもちょっと役不足みたい。
肉眼との歴然とした差に驚いてしまう。
けれども…
なんだか忘れかけてた「しぶとい生命力」を思い起こさせるような時間を過ごせました。
また。行こ。